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2021年11月6日(土)

ART-BOOK: 絵画性と複製性——MAU M&L貴重書コレクション × Lubokの試み

ワークショップ メゾチントによる銅版画制作

解剖図譜の作品世界を制作体験してみよう

美術館 終了

募集終了

本イベントは銅版画技法の一種であるメゾチントを、短時間のダイジェスト版で体験できるようにプログラムしたワークショップです。 「ART-BOOK: 絵画性と複製性——MAU M&L貴重書コレクション × Lubokの試み」展に貴重書として展示されている解剖図譜も、メゾチントの多色刷りで制作された銅版画です。あらかじめ「目立て」と呼ばれる加工が施された銅版に、参加者自らが「バニッシャー」や「スクレーパー」と呼ばれる特殊な工具を用いて描画、製版し、最後にインクをつめて銅版画プレス機で印刷します。 銅版画の豊かな印刷表現の一端を是非、実際に体験してみてください。

 

※本イベント参加者の方は、11月6日当日のみ、入館予約不要で美術館展覧会をご覧いただけます。

会期
2021年11月6日(土)
時間
13:00〜16:00
会場

武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 6号館106 版画工房

定員

15名
応募多数の場合は抽選によって参加者を決定します。

対象

一般(中学生以上)

参加費

無料

講師

高浜利也(武蔵野美術大学 造形学部油絵学科版画専攻教授)
杢谷圭章(武蔵野美術大学 造形学部油絵学科版画専攻講師)

申し込み方法

ページ下部の「申込フォーム」よりお申し込みください。(申込期日:11月1日(月)24:00まで ※募集を終了しました

主催

武蔵野美術大学 美術館・図書館

協力

武蔵野美術大学 油絵学科版画研究室

ご用意いただくもの
・図案(簡単なイメージで構いません。サイズは6cm×7.5cm、縦横自由、紙に鉛筆描き等。)
・汚れてもよい服装でお越しいただくか、エプロン等をご用意ください。また、スリッパをご持参ください。
・銅板や紙、インク、銅版画工具等の材料や道具はすべてこちらでご用意します。

お問い合わせ

お問い合わせフォームからお送りいただくか、下記までお問い合わせください。

武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:m-l@musabi.ac.jp

メゾチントとは:
メゾチント(英:mezzotint)は、あらかじめ版面にロッカーなどの道具を用いて、無数のまくれ(穴)を作り、それを削ることで描画する直接技法のひとつで、豊かな明暗濃淡に富み柔らかい階調の表現を得られるのが特徴です。フランス語でマニエール・ノワール(黒の技法)と呼ばれることもあります。

参考| ゴーティエ・ダゴティ『人体構造解剖図集』1759年 多色メゾチント

参考|J・M・W・ターナーほか River scenery 1827年 メゾチント

参考| 長谷川潔 《玻璃球のある静物》 1959年

 

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