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Exhibitions & Events

October 13, 2015(Tue)-November 07, 2015(Sat)

Yukio Horio “SET”

Museum Past

“What happens when a Scenographer makes art?” That is the question that Professor Yukio Horio of our Department of Scenography, Space, and Fashion Design, poses. This exhibition provides one answer through large-scale spatial design works and models that trace his many achievements as a Scenographer.

Date
October 13, 2015(Tue)-November 07, 2015(Sat)
Time
10:00ー18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
Closed

日曜日、祝日 ※10月25日(日)、11月3日(火・祝)は特別開館

Admission

無料

Venue

武蔵野美術大学美術館 展示室3/美術館ホール

Organizer

武蔵野美術大学 美術館・図書館

Supporter

武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科研究室、ホリオ工房

Inquiries

Contact Form
Musashino Art University Museum&Library

武蔵野美術大学 美術館・図書館にて、展覧会「堀尾幸男『対』」を開催いたします。

本展は、野田秀樹氏、三谷幸喜氏、いのうえひでのり氏、中島みゆき氏など、第一線で活躍する演出家や作家の舞台美術を手がける本学空間演出デザイン学科 堀尾幸男教授の仕事を、模型やスケッチ、図面などの舞台美術資料や堀尾氏自らがデザインした展示空間によって紹介するものです。

堀尾幸男氏は1946年に広島県に生まれ、1965年に本学造形学部産業デザイン学科芸能デザイン専攻に入学します。在学中に旧西ドイツのベルリン芸術大学に留学し、ヴィリー・シュミット教授の下で多様な空間造形を学びながら、自身の表現のかたちを探求しました。卒業後は映画の特撮美術の仕事を経て、舞台美術家の金森馨氏に師事します。1975年にはホリオ工房を設立し、81年のオペラ「プッチーニ三部作」の美術を担当以後、現代劇、ミュージカル、オペラ、歌舞伎、落語など600公演を超える舞台美術を手がけてきました。名立たる演出家や作家たちと共に新たな創造に向かうなかで、堀尾氏は既存の表現に留まることなく、新しい空間認識を投げかける舞台美術を提示し続け、それらの仕事は、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀スタッフ賞ほか多くの評価を得ています。

また、吉祥女子中学・高等学校、武蔵野美術大学、東京藝術大学では非常勤講師として教鞭をとり、2010年からは本学空間演出デザイン学科教授に着任し、後進の育成に力を注いでいます。

本展では、600公演を超える舞台美術のなかから厳選し、詳細な舞台模型や構想時に描かれたスケッチや図面などから、堀尾氏の舞台美術が立ち現れる過程、発想の瞬間に注目する展示を行います。さらに、展示空間の会場デザインを堀尾氏自身が手がけます。舞台空間さながらの展示会場から、堀尾氏の手がける舞台美術の醍醐味を体感していただけるでしょう。また、別会場の美術館ホールでは、舞台公演の記録映像を特別に上映します。公演のなかで舞台美術がどのように存在し、機能しているかをご覧ください。

Highlights

Works

[舞台模型展示作品]

藤原歌劇団公演『プッチーニ三部作:修道女アンジェリカ/外套/ジャンニ・スキッキ』(東京文化会館、1982年)演出:粟国安彦
『小栗判官・照手姫』(横浜ボートシアター、1985年)脚本・演出:遠藤啄郎
『夜会VOL.5:花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に』(シアターコクーン、1993年)脚本・演出:中島みゆき
NODA MAP第1回公演『キル』(シアターコクーン、1994年)作・演出:野田秀樹
『夜会VOL.7:2/2』(シアターコクーン、1995年)脚本・演出:中島みゆき
『夜会VOL.8:問う女』(シアターコクーン、1996年)脚本・演出:中島みゆき
『ロミオとジュリエット』(彩の国さいたま芸術劇場、1998年)演出:蜷川幸雄
『リチャード三世』(彩の国さいたま芸術劇場、1999年)演出:蜷川幸雄
『リア王』(彩の国さいたま芸術劇場、1999年)演出:蜷川幸雄
『欲望という名の電車』(新国立劇場、2000年)演出:栗山民也
『彦馬がゆく』(PARCO劇場、2002年)脚本・演出:三谷幸喜
『VOYAGE:船上の謝肉祭』(シアターコクーン、2000年)作:斎藤憐、演出:串田和美
『野田版 鼠小僧』(歌舞伎座、2003年)作・演出:野田秀樹
『透明人間の蒸気』(新国立劇場、2004年)作・演出:野田秀樹
NODA•MAP番外公演『THE BEE』(シアタートラム、2007年)作・演出:野田秀樹
『さまよえるオランダ人』(新国立劇場、2007年)演出:マティアス・フォン・シュテークマン
『魔弾の射手』(新国立劇場、2008年)演出:マティアス・フォン・シュテークマン
劇団☆新感線RX『五右衛門ロック』(新宿コマ劇場、2008年)演出:いのうえひでのり
『夜会VOL.15〜夜物語〜元祖・今晩屋』(赤坂ACTシアター、2008年)作・演出:中島みゆき
NODA•MAP第15回公演『ザ・キャラクター』(東京芸術劇場、2010年)作・演出:野田秀樹
『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪其ノ弐』(世田谷パブリックシアター、2011年)作・演出:前川知大
NODA•MAP第17回公演『エッグ』(東京芸術劇場、2012年)作・演出:野田秀樹
『エドワード二世』(新国立劇場、2013年)演出:森新太郎
『紫式部ダイアリー』(PARCO劇場、2014年)作・演出:三谷幸喜
東京芸術劇場×明洞芸術劇場 国際共同製作『半神』(明洞芸術劇場、2014年)脚本・演出:野田秀樹
『志の輔らくご:大忠臣蔵 中村仲蔵』(赤坂ACTシアター、2015年)

堀尾幸男氏が舞台美術を手がけた公演映像を美術館ホールにて一挙上映!

当館美術館ホールでは、堀尾氏が舞台美術を手がけた公演映像を一挙に上映します。いずれも第一線で活躍する作家の作品ばかりを映画館さながらの上映環境で鑑賞することのできる、またとない機会です。ぜひご参加ください!

[上映作品]

野田秀樹作品
『野田版 研辰の討たれ』(歌舞伎座、2001年)出演:中村勘三郎、他
『野田版 鼠小僧』(歌舞伎座、2003年)出演:中村勘三郎、他
NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』(東京芸術劇場、2010年)出演:中村勘三郎、野田秀樹、他
東京芸術劇場×明洞芸術劇場『半神』(2014年)出演:チュ・イニョン、チョン・ソンミン、他
三谷幸喜作品
『Bad News ☆ Good Timing』(PARCO劇場、2001年)出演:沢口靖子、生瀬勝久、他
『彦馬がゆく』(PARCO劇場、2002年)出演:小日向文世、筒井道隆、他
『PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場』(PARCO劇場、2006年)出演:市川染五郎、他
『コンフィダント・絆』(PARCO劇場、2007年)出演:中井貴一、寺脇康文、他
『国民の映画』(PARCO劇場、2011年)出演:小日向文世、他
『三谷文楽 其礼成心中』(PARCO劇場、2012年)
劇団☆新感線プロデュース
『天保十二年のシェイクスピア』(赤坂ACTシアター、2002年)出演:上川隆也、沢口靖子、他
『阿修羅城の瞳』(新橋演舞場、2003年)出演:市川染五郎、天海祐希、他
『いのうえ歌舞伎 髑髏城の七人:アカドクロ』(滋賀県立芸術劇場、2004年)出演:古田新太、水野美紀、他
『新感線☆RX ROCK MUSICAL SHIROH:神の声を持つ少年』(2004年)出演:中川晃教、上川隆也、他
『いのうえ歌舞伎 吉原御免状』(青山劇場、2005年)出演:堤真一、松雪泰子、他
『いのうえ歌舞伎 朧の森に棲む鬼』(新橋演舞場、2006年)出演:市川染五郎、他
『劇団☆新感線RX 五右衛門ロック』(新宿コマ劇場、2008年)出演:古田新太、松雪泰子、他
『シレンとラギ』(梅田芸術劇場、2012年)出演:藤原竜也、永作博美、他
中島みゆき作品
『夜会VOL.3 KAN-TAN(邯鄲)』(シアターコクーン、1991年)
『夜会VOL.5 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に』(1993年)
『夜会Vol.8 問う女』(シアターコクーン、1996年)
『夜会VOL.16 〜夜物語〜本家・今晩屋』(赤坂ACTシアター、2009年)
『夜会VOL.17 2/2』(赤坂ACTシアター、2011年)
立川志の輔作品
『志の輔らくご in PARCO』(PARCO劇場、2006〜2012年)
その他の作品
『まちがいの狂言』(世田谷パブリックシアター、2001年)出演:野村万作、野村萬斎、他
『奇跡の人』(シアターコクーン、2003年)出演:大竹しのぶ、鈴木杏、他
堀尾幸男関連作品
WOWOW放送『ノンフィクションW 舞台美術家 堀尾幸男:空想をカタチに』(2012年)
『武蔵野美術大学 卒業式・入学式』(2015年)
上映タイムテーブルはこちら!

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