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book
#033

あうる

あうる

出版者
図書館の学校

出版年
2007年-

 
岩崎友明

岩崎友明
美術館・図書館

図書館ってこんなにわくわくできるんだ

小学生から高校生までの子どもたちが、図書館を使って調べものをすることを特集した機関誌。図書館を目一杯活用するコツを満載した、リラックスして読める隔月刊誌。堅くなりがちな大人とは対照的に、子どもたちの柔らかな発想は目から鱗。図書館での質問からレファレンスツールの活用まで、その回答へと到るプロセスを読んでいると、自分でも何かを調べてみたいと思ってしまう一冊。先生を目指す人にも、ぜひお勧めです。

book
#032

身ぶりと言葉

著者
アンドレ・ルロア=グーラン著 ; 荒木亨訳

出版者
筑摩書房
新潮社(初版)

出版年
2012年
1975年(初版)

 

表紙画像は紀伊国屋書店BookWebのものを使用しています。

江島快仁

江島快仁
美術館・図書館

人類の本質を解明しようとする大著

40年近く絶版だった本書が文庫として復刊された理由とは、人間の文化的営為の発端を探るヒントが数多く秘められているからに違いない。
著者ルロア・グーランは、人類が知性をいかに育み、記憶を外在化し、蓄積してきたのか、「身ぶり(文化的行動)」と「言葉」を軸として、先史学的・文化人類学的観点から壮大な分析を展開している。私たちの物事に対する価値観を揺さぶる刺激的な名著。

book
#031

視覚論

著者
ハル・フォスター編

出版者
平凡社

出版年
2000年(平凡社 単行本)、2007年(平凡社 ライブラリー版)

 

表紙画像は紀伊国屋書店BookWebのものを使用しています。

田中正之

田中正之
造形文化・美学美術史研究室

美術にとって視覚とは何か。

美術を視覚芸術と呼ぶことがよくあります。確かに美術と視覚は密接に結びつていますが、その関係は、どのように捉えていけばいいのでしょうか。視覚が美術に果たす役割、そして美術が視覚に与える影響、こういった問題が、本書では何人かの論者たちによって論じられています。美術という視点から視覚を考察し、理解するための基本文献といえます。