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展覧会・イベント

1973年6月18日(月)-7月7日(土)

現代日本の本の装幀展

美術館 終了

会期
1973年6月18日(月)-7月7日(土)
休館日

日曜日、祝日

入館料

無料

会場

武蔵野美術大学美術資料図書館 1階展示室

主催

武蔵野美術大学美術資料図書館

お問い合わせ

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武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:m-l@musabi.ac.jp

この展示は、現代日本の本の装幀を、アンソロジーとしてまとめてみたものである。

その構成は、①19人のデザイナーの作品(第2次世界大戦以後今日までどのような人たちによって、装幀が担われてきたかを示唆することも意図している)②本学卒業生の作品(若い人たちの活動状況の断面をつかむ意図で集められたが、限られた時間の中では、かなり遺漏があると思われる。後日を期したい)③本に関するポスター(当館が収集した範囲でとりあげた)④文庫・新書本のカバー(ペーパーバックスが大いに出版されている状況から、その装幀の大きな部分を占るカバーのデザインをパネル構成によって示した)となっている。

ここでは、本の装幀に限定してとりあげたが、函・ジャケット・表紙・材質やレタリング・タイポグラフィー・レイアウト・イラスト、さらには印刷・造本の問題など、さまざまな要素が渾然一体となって完結している装幀に対して、展示という方法がどこまで迫り得るかは、極めて疑問である。ただ装幀について考える一つの契機になればと、願って企画された。

このような装幀に関する展示は、まだ日本では本格的に行われていないので、学内はもとより社会的にも反響が大きかった。

この展示の中心となった19人のデザイナーの作品については、まずそのデザイナーの確定に当って原弘氏の校閲を願ったことと、それぞれのデザイナーに各々の作品について自選をお願いしたことが特記される。

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