1972年1月10日(月)-2月5日(土)
東洋美術複製展
美術館 終了
- 会期
- 1972年1月10日(月)-2月5日(土)
- 休館日
日曜日、祝日
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館 1階展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
美術関係の資料には、教育研究を進めるのにぜひ必要であっても、作品の性質から世界に一点しかなく、とうてい入手しえないものが多い。従来、こうした要求に応えるために、模写・模刻・模造・拓本、写真や木版による複製などがつくられてきた。近年、原色版印刷による複製技術が発達し、貴重な資料の複製が多く世に紹介されることになった。
当館では、こうした資料のうち、教育研究を進めるのにぜひ必要で、すぐれた複製のあるものについては、可能なかぎり蒐集を行ってきた。
このたび、館蔵複製品のうちから、日本、朝鮮、中国、カンボジアの各国のすぐれた作品をえらび、拓本・彫刻・絵巻物・画冊に類別して紹介することにした。この展示によって、日本の美術・工芸とこれら諸国の作品との相関関係を一応うかがうことができよう。