2002年11月11日(月)-12月7日(土)
(11月17日(日)は特別開館)
沼沢仁遺作展
美術館 終了
- 会期
- 2002年11月11日(月)-12月7日(土)
(11月17日(日)は特別開館)
- 時間
- 9:00‐17:00
- 休館日
日曜日、祝日
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学 12号館地下1階展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
今年7月に亡くなられた沼沢仁教授の画業を振り返り、〈沼沢仁教授遺作展〉を開催いたします。
沼沢仁教授は1932年山形市に生まれ、1953年に武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)に入学、その後副手、助手、講師を経て、1976年に助教授、1984年に教授となり、後進の指導にあたってこられました。
1957年に初入選した〈独立美術協会展〉をはじめ、〈从会展〉など数多くの展覧会に出品歴を持ち、1998年の山形美術館での個展や1978年以来ほぼ毎年日本画廊で個 展を開催するなど、積極的に作品発表を行っておりました。また、油彩制作の一方で、1957 年頃からフレスコ画・モザイクを長谷川路可に師事し、その後1969年には、版画研究のため 渡仏し‘アトリエ17’でスタンリー・W.ヘイターに師事するなど、その創作活動の範囲を広 げていました。
本展では、初期から絶筆までの油彩作品を中心に、版画などを含め約70点を展示いたします。作品を通して、沼沢仁教授の約50年に及ぶ創作活動の足跡を感じとっていただければ幸いです。