2005年5月6日(金)-5月28日(土)
舞台美術家伊藤熹朔の舞台美術装置原画展
20世紀の舞台空間演出デザインの軌跡
美術館 終了
- 会期
- 2005年5月6日(金)-5月28日(土)
- 時間
- 10時00分-18時00分 [土曜日は17時00分まで]
- 休館日
日曜日
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
- 協力
伊藤熹朔舞台美術研究所, 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科
本展は、日本の演劇史上に大きな業績を遺した舞台美術家伊藤熹朔の仕事を舞台装置原画によって紹介するものです。伊藤熹朔は日本近代演劇発祥の地、築地小劇場に始まり、新劇、歌舞伎、新派、舞踊と幅広い演劇分野で舞台装置のデザインを手がけました。また映画やバレエ・オペラでも美術監督として名作の数々を世に送り出しました。それらの原画は「道具帳」に納められ、20世紀演劇史上の貴重な資料となっています。
今回は多くの資料の中から演目数約300本(原画約1,200点)を選び、舞台模型も交えながら熹朔の描いた演劇空間をご覧いただきます。と同時に、熹朔が生み出した舞台美術創造理論とそれに基づく独自の創造空間である熹朔様式が日本の演劇史上確固たる地位にあることを、残された膨大な資料を読み解くことによって明らかにしていきます。