2006年6月18日(日)-2024年12月22日(日)
限定一日
One Day Chair Show Part 5
安楽椅子 – Easy Chair - (再)
美術館 終了
- 会期
- 2006年6月18日(日)-2024年12月22日(日)
限定一日
- 時間
- 10時00分ー16時00分
- 入館料
無料
- 会場
美術資料図書館石膏陳列室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
いわゆる「休息」を主たる目的とした椅子群を、安楽椅子(Easy Chair)と呼びます。この安楽椅子を小椅子と比較した場合、そのフォルム上の特徴として、1.背と座でつくられる角度が直角よりもはるかにゆるやかである 2.座面が大きい 3.体が接する部分に変形可能な柔らかい素材が用いられている、などがあげられます。これらの特徴からも、安楽椅子に求められる重要な要素は、長い時間腰掛ける人がくつろぐことができ、また一つではなく様々な姿勢がとれること、だとわかります。
そしてもうひとつ安楽椅子について考える際に忘れてならないのは、肉体だけでなく「心」も安らかにする役割が求められている、ということです。多くの安楽椅子に柔らかい曲線、鮮やかでありながら温かみのある色、肌触りのいい素材が用いられているのも、この大切な使命を果たすためではないでしょうか。
[本展は2005年12月14日に開催したものの再展示です]