1997年7月3日(木)-7月30日(水)
劇場空間の再発見
表現と伝達の視点からみた舞台美術
美術館 終了
- 会期
- 1997年7月3日(木)-7月30日(水)
- 時間
- 9:00‐17:00
- 休館日
日曜日
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館 1階展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
本展は演劇やオペラやバレエなどの舞台芸術において美術が果たす役割に焦点を当てたものである。現代の舞台美術界で活躍中の本学教員らによる舞台模型、舞台装置図、スケッチなど実際の公演のために制作したものを作者の解説を添えて展示した。従来劇場空間といった場合、その多くが建築物としての劇場のみを対象としてきた。しかし本展では劇場を取り囲む環境である「界隈」までを併せて劇場空間としてとらえ、本物の舞台から精巧に再現した舞台模型や、江戸時代末期猿若町の劇場の様子を描いた錦絵などの資料から、劇場空間で人々がどのようなコミュニケーションを交わしたのかを検証した。