2012年5月14日(月)-6月23日(土)
(特別開館日:6月10日)
武蔵野美術大学のデザイン教育アーカイブ
ダイアグラム教育
太田徹也の教育の軌跡/明日を予測する情報のカタチとデザイン
美術館 終了
17年にわたりデザイン教育を担った太田徹也によるダイアグラムとその教育成果である学生作品を一同に集めて展示。
- 会期
- 2012年5月14日(月)-6月23日(土)
(特別開館日:6月10日)
- 時間
- 10:00-18:00(土曜、特別開館日:17:00閉館)
- 休館日
日曜日(ただし特別開館日をのぞく)
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学 美術館 展示室1
- 主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
- 協力
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
- 監修
寺山祐策(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授)
陣内利博(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授)
現在、私達は多種多様なメディアと情報の中で生活をしています。ダイアグラムデザインは、こうした膨大な情報を分かりやすく捉えるため、未整理の情報を資料化・系統化・記号化・場所化し、そのデータを図(ダイアグラム)に仕上げ、一定の方向性と整合性を与えるためのデザインです。
本学視覚伝達デザイン学科は、3年次のカリキュラム「ダイアグラムデザイン」に、太田徹也氏を講師に招き、実践的な教育を展開してきました。太田氏の指導のもとで「いかにデータを自分のものとし、制作者として個性とオリジナリティを自問し、文字・色彩・形態の選択と解釈を行うのか」という問いについて、学生たちは作品制作を通して考察を続けてきました。
本展では、この「ダイアグラム」教育の現場を紹介します。出展作品は、太田氏の作品の他、1995年度から2011年度にかけて指導を受けた学生たちが制作した課題作品が中心となります。
本学のデザイン教育の一側面をご覧いただくとともに、グラフィックデザインに欠かすことのできない文字、色、カタチといったデザインの要素で構成され、人間の五感の働きと密接につながっている「ダイアグラム」の醍醐味を堪能していただければ幸いです。