2005年6月9日(木)-7月16日(土)
ただし6月12日(日)は特別開館
デザイン国際化時代のパイオニア
川上元美・喜多俊之・梅田正徳の椅子デザイン
美術館 終了
- 会期
- 2005年6月9日(木)-7月16日(土)
ただし6月12日(日)は特別開館
- 時間
- 10時00分-18時00分 [日曜開館日は17時00分まで]
- 休館日
日曜日(ただし6月12日(日)は特別開館)
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
- 協力
カワカミデザインルーム, 株式会社アイ・ディ・ケイ・デザイン研究所, ウメダデザインスタジオ株式会社, 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インテリアデザイン研究室
本展は、日本の同時代のデザイナーのなかでもとりわけ際立つ存在である、川上元美、喜多俊之、梅田正徳という三人のデザイナーの多岐に渡る活動のなかから椅子デザインを中心に紹介いたします。
ほぼ同世代である彼らは、それぞれが20代にイタリアへ渡りデザイナーとしての研鑽を重ね、実績を残し、その経験が基となって帰国後の国際的な活躍へと繋がっています。
「国内メーカーでの製造」あるいは「日本の住居のためのデザイン」に留まることなく、国外の企業とも協働し、世界市場へ向けてデザインを発信してきた、という意味で彼らはまさに国際化時代のデザイナーにとってパイオニアであったと言うべきでしょう。
成熟期を迎えた三人それぞれの代表的な仕事を一堂に会し展覧できると同時に、この三人の「生の足跡」である図面、スケッチ等の関連資料に、直接ふれる機会が設けられることにも、深い意味があると思われます。