2009年10月19日(月)-12月5日(土)
(ただし11月1日(日)、11月3日(火・祝)は開館)
武蔵野美術大学80周年記念
権鎮圭
―韓国近代彫刻の先覚者―
美術館 終了
- 会期
- 2009年10月19日(月)-12月5日(土)
(ただし11月1日(日)、11月3日(火・祝)は開館)
- 時間
- 10時00分-18時00分
(土曜日・11月1日(日)・11月3日(火・祝)は17時まで開館) - 休館日
日曜日・祝日,11月7日(土)
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館全館
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
東京国立近代美術館
韓国国立現代美術館- 協賛
JINRO, 戸嶋靖昌記念館, Gana Art Gallery
- 協力
HITE文化財団, 釜山空間画廊 i-studio
- 後援
駐日韓国大使館, 韓国文化院
事業後援|財団法人 権鎮圭紀念事業會
権鎮圭(クォン・ジンギュ、1922ー1973)は韓国近代彫刻の先覚者として高く評価されています。
権鎮圭は、1950年代に武蔵野美術大学の前身である武蔵野美術学校で学び、二科展で受賞するなど、日本の彫刻界と非常に関係の深い作家ですが、リアリズムを基調としつつ孤高の精神性をたたえたその作品は、残念ながら、日本ではまだほとんど知られていません。
本展は武蔵野美術大学会場と合わせて、日本で初めて権鎮圭の彫刻の全貌を紹介する展覧会となります。
権鎮圭の彫刻は、技法的には石彫・ブロンズ・木彫・テラコッタ・乾漆など多岐にわたっており、様式的には清水多嘉示教授のもとでブールデル直系の近代的な彫刻思想に目を開かれるとともに、早くから先史時代のアルカイックな彫像に傾倒するなど、類い稀な多面性を示しています。武蔵野美術大学会場では、同校で学んだ日本時代(1948-1959年)の初期作から、1960年代のテラコッタや女性像・自塑像を経て、最晩年の仏像まで、その多様な展開の全貌を彫刻作品約100点と水彩・素描ほかによって紹介します。
また、参考資料として、権鎮圭の恩師である清水多嘉示の彫刻作品(約7点)を併せて展示いたします。