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武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
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riverside husen / hand anime
キンマキ|KIMMaki
油絵具、キャンバス / ミクストメディア
91×116.7cm / ループ
2022 / 2022
私は自分が描いた絵があることによって起こる絵の周りの状況を作品にしたいと思っています。
“riverside husen” 川下りをしながら作品を鑑賞するという展覧会「芸術激流」に出品した作品です。実際に山にも大きい付箋を貼りました。
“hand anime” しりとりがループしている動きと手の動きを合わせています。

MG-04 Little V / MG-05 Twenty-four B
風間 南楓|KAZAMA Mifu
アクリル板、ソフトメイプル / アクリル板、アルダー
101.5×37.5×6cm / 120×33×5.5cm
2022
Girls, Be Ambitious!

わたしはここで生きている
根本 佳奈子|NEMOTO Kanako
柿渋、鉄、半紙、モーター
180×60×60cm
2021
身動きを取らず、まるで死んでいるようにも見える蛹は、その身体の内側で凄まじい変化を遂げている。蛹の背部を呼吸しているように動かすことで、蛹の「生」を可視化した。

金魚 / うさぎ / 海獣の子
宮城島 万莉子|MIYAGISHIMA Mariko
大理石 / 砂岩 / 御影石
30×68×80cm / 28×22×38cm / 34×75×45cm
2022
自然や生き物の動きを抽出し、石彫で表現することを試みています。動きには歩く、走る、飛ぶなど様々あり、彫刻においては躍動感ある形で表現されることが多いですが、自然に寄り添うことで見えてくる、生命が存在するためのかすかな動きに惹かれます。目を凝らさなければ消えてしまうような動きから、生命そのものの強さ、生き物それぞれが持つ時間も表現できたらと思います。

Wall / Chabudai / Untitled space / Act of connecting – Mirror
細井 えみか|HOSOI Emika
ウレタン、金物、鉄、ボルトナット、木材 / ウレタン、クランプ、木材、布 / ウレタン、ボルトナット、木材 / ウレタン、金物、鉄、布、ボルトナット
210×295×57cm / 15×100×70cm / 62×46×46cm / 160×81×70cm
2022
近年は「既知とそうでないもの」を主なテーマに、鉄と異素材を組み合わせた彫刻や立体作品を制作する。日常風景や生活空間から抜粋した要素を再構成し、鑑賞者が自身の記憶を辿る体験を通して、人がどのように「既知」から自らの「安心」や「拠り所」を作り出すのかを探求する。

イカ
大山 真莉香|OYAMA Marika
ミクストメディア、番線、布
60×60×200cm
2022
イカは宇宙人かもしれない。頭の上に内臓がある特殊な進化の仕方。神秘的なフォルム。暗闇で怪しく発行する光。
イカという美しい生きものに魅せられてから、私の毎日には常にイカがいる。食べることは簡単だが、理解することは難しい。魚屋の店先で会える身近な存在なのに、その謎は深海、やがて宇宙まで続いていく。 つくることで、少しでもイカに近づいていきたい。えら呼吸のできない哺乳類の私は、憧れるように深海を見つめる。

Phenomenon Eternity
大嶋 洋二郎|OSHIMA Yojiro
ウォールナット、ガラス、牛革、大理石
テーブル 72×90×90cm、椅子 77×57×51cm
2020
美しさや心地よさは長く続いてほしい。そんな願い”永遠”を表した。円卓に集まった人は中央に向かって顔を突き合わせ、意思や体験を共有し心を豊かにしていく。内を向くのに心は大きく外へ広がっていく。そんな様を形(テーブル)に収めた。

shut up (in a pot)
寺元 詩織|TERAMORO Shiori
手びねり、磁土
50×40×40cm ほか数点
2022
自然を小さな鉢の中に切り取って自分の好きなように育てる行為は、思い通りにしたいのか、自然のままがいいのか。
手の跡が強く残ったり、ひび割れたりゆがんで自然にできる土の表情は好きだけど、具象的なとっかかりを用意して手を加えないと作品にできない自分もまた、どうしたいんだろう。

EDGE
佐藤 佑|SATO Yu
レッドオーク、山桜
72×240×90cm
2022
ウッドショックにより木材価格が高騰している昨今。いかに安価な材料で付加価値をつけるかに焦点を置いた。耳付きの材料は一般的にテーブルトップで使用されるが、顧客の要望や歩留まりの関係で不要箇所としてカットされる場合がある。そんな行き場を無くした耳材を要所で使用し、有機的なラインを残しつつテーブルとして仕上げた。

Re-filament
簱智 柚奈|HATACHI Yuna
アクリル、PLA樹脂
8×φ26cm、5×φ15cm(2点)、3×φ10cm
2022
3Dプリンターで出力する時に出るフィラメントゴミ、サポート、失敗した出力物など、捨てるのが当たり前のフィラメントゴミ達を新しく何かに制作できないかという考えから始まった作品です。

注器
佐々木 玲美|SASAKI Remi
轆轤成形、磁土
10×15×10cm、12×13×8.5cm、6×φ7cm ほか
2022
寒さも感じつつどこか微睡む冬の季節。白く、淡く、丸みをおびた注器を制作しました。

身体と心を動かす、知覚の存在 〜逆上がりの記述から〜
多比良 歩南|TAIRA Honami
映像、鉄、粘土
サイズ可変
2022
この展示のターゲットは、日々進化(暴走)していく文明と古来からほとんど変わらない身体の内発的なリズムの矛盾に挟まれた大人たち。
誰もが子供の頃に一度は経験した-逆上がり-をモチーフにし、大人たちの知覚をほんの少し揺らがすことを目的とした作品を展示する。

幽霊城
山本 亜由夢|YAMAMOTO Ayumu
油絵具、アクリル絵具、キャンバス
227.3×181.8×3cm
2022
「親密と不和」をテーマに楽園や恋人たちのような鮮やかだったり暖かなモチーフや空間のなかにに潜む不穏さや、危うさも描いています。
反したものがどちら存在しているということが、絵の空間をより多層的にし、存在が強固になると感じているからです。

ゆく春
川名 晴郎|KAWANA Haruo
岩絵具、印刷物を転写、雲肌麻紙、水干絵具、典具帖紙、箔、ラッカー
72.7×91cm(6点)、65.2×91cm(2点)、30×30cm、25.5×36.5cm
2022

真柏Ⅱ
山田 百香|YAMADA Momoka
油絵具、キャンバス
162×400×3cm
2022
“盆栽”の美。それは自然の力に人の創造的行為が加わることによって生み出されている。
私はF100号3枚の中に盆栽を描いたが、それは根から幹にかけての一部に留まっており全貌は見えない。
この作品の盆栽は、鑑賞者が自らの美的感覚で描かれていない盆栽の上下左右を創造することにより、完成される。しかしそれは創造によって無限に成長し続け、盆栽と同じく永久に完結しないのである。絵画による盆栽の表現の新たな挑戦であった。

秘密基地
秋葉 麻由子|AKIBA Mayuko
岩絵具、雲肌麻紙、砂、膠
200×300×5cm
2022
私は今、日常の景色をテーマに制作をしています。
いつもそこにある生活の中から自分の心が動いた現場をそのまま切り抜いて絵にしています。
絵を描くとき、私はなるべくシンプルな表現をしたいなと思っています。そこにはモチーフとなる対象の存在を見る人へダイレクトに感じてもらいたい為です。
対象となるモチーフの大切な要素を丁寧に一つ一つ掬いとっていくと、新しい造形が目の前に現れます。それを表現とする悦びを基盤に絵を描いています。

ネッシーのいないお風呂場
松河 直美|MATSUKAWA Naomi
油絵具、キャンバス、パステル
227.3×181.8cm
2022
ネス湖に住むネッシーが、屈斜路湖に住むクッシーに会いに行くという話を思いついた時に描いた絵です。

don’t forget your ghost
宮入 惇|MIYAIRI Jun
雲肌麻紙、岩絵具、胡粉、墨無機顔料
182×273×3cm
2022
現実に存在しない風景、欠損した人体や動物のフォルムを制作することで、自身の死生観や、過去の記憶から生まれる感覚的なものを大切に表現したいと思っています。

私の建築表現
齊藤 啓輔|SAITO Keisuke
図面、模型、写真
210×297cm、297×420cm ほか数点
2010-2022
作者が担当した建築や設計中のプロジェクトの展示。図面と模型から建築を構想する。

34℃の水
佐藤 美樹|SATO Miki
インクジェットプリント、印画紙
29.7×42cm (8点)
2022
体温に近く、温度を感じにくいもの。名前がなく、曖昧で、所在もないものは、だれかがうまれたり、しんだり、いきていることはあまり関係なく、大きな流れの中にある。ただ無理なく孤独にあったり、居心地良く、今もこれから停滞し続けている。

Re : Bio Plastic Couture
郡 祐太郎|KORI Yutaro
藻類、布
サイズ可変
2022
藻から作ったバイオプラスチックを使って服を制作した。

しみとおってゆく
柴田 有紀|SHIBATA Yuki
キルンワーク、ホットワーク、ソーダガラス
皿 1×12×12cm、ボトル 26×7×7cm ほか数点 
2022
カーテンに漏れる若い日差し。起きぬけのふとん。 ほったらかしのレシート。洗い立てのおさら。 既視感を織り交ぜながら撚られた記憶は、それぞれの日日を辿りなぞってゆく。

polygon it
前野 東子|MAENO Toko
多重織、麻、綿
サイズ可変 (2点)
2022
経と緯が規則的に織り合い、繋がりあうことでできた立体の中に浮かぶそれ。

suya suya
夏目 菜々子|NATSUME Nanako
編み、ウール
120×120cm (3点)
2022
ぎゅっとつつみ込んでくれる布です。
あたたかい紅茶とおやつを準備して、布にくるまって、
おだやかさを忘れずにいたいです。

マイホール / ブランチドローイング / Sculptor / Caelum / SculptorⅡ
木村 桃子|KIMURA Momoko
水性インク、木 / 木、光ファイバー / アクリル棒、柿渋、木、米 / アクリル棒、柿渋、木、米 / インク、紙、木、モルタル
サイズ可変 / 67×133×20cm / 20×50×45cm / 10×20×15cm / 16×36×5cm
2022
筒状に流れる光の奥行きを光の届く時間だとすると、星座の持つ立体的な光の厚みは時間の厚みとして見える。
彫刻室座は、南半球の星座で、命名当初ラテン語でl’Atelier du Sculpteur だったが、現在は短縮化され英語名Sculptor(彫刻家)を正式に固有名としている。しかし、日本語ではラテン語を直訳した「彫刻室座」、つまり彫刻の生まれる空間という意味の名前が使われている。

relationship-2
田村 啓悟|TAMURA Keigo
ガラス、鉄
80×10×10cm ほか数点
2022
飼育された亀は水槽という限られた幾何形態の中で生きている。
人もまた同じである。隣の水槽に感化され、今の水槽から脱却を意識する。

ぼんぼり
難波 梨乃|NAMBA Rino
布、反物
ショー10分間
2022
錦鯉の交配から着想を得た「継承・創出・変容」について、日本文化による通過儀礼をテーマとしたパフォーマンス作品。我々人間は、通過儀礼を設けることで、種の交配とその成長過程で得た変化に意味を付与する。通過儀礼があることで、自らの変化を受け入れなくてはならない。たとえぼんやりとしていてはっきりしなくとも。そして後世に変化を与えていく。

a specimen
宮本 万智|MIYAMOTO Machi
ワイヤー、毛糸、布、蝋
86×40×19cm
2022
人間の根源的なかたちとして女性のドレスをもとに立体・インスタレーションを展開しています。

今作はドレスの一部、端切れやガラクタが植物か鉱物か動物か見分けがつかないまま、増えたそばから朽ちていく標本のようなものがテーマになっています。

漾漾としたものたち
志田 真菜実|SHIDA Manami
ガラス
サイズ可変
2022
しとしと、じわ〜、ゆらり。
湿度を感じる空気感に惹かれます。

1ness
林深音|HAYASHI Mio
石膏

200×200×200cm
2022
もの-空間
建築-道路
陸-海
星-ダークマター
原子-イオン結合
記憶-時間
国-法
人間-言葉

タイルが抜け落ち顕在化された目地の姿は、全てに接続する感覚を呼び起こす。

実体験と生痕化石 / 痕跡のマケットno.1 / 痕跡のマケットno.2 / 痕跡のマケットno.3 / 痕跡のマケットno.4 / 燃えるおばけ、フランジャー / flameとframe
矢萩 理久|YAHAGI Riku
インスタレーション / セラミック / セラミック / セラミック / セラミック / セラミック、木材 / セラミック、木材
サイズ可変 (7点)
2022
痕跡について考えている。痕跡は最も身近なプリミティブな表現である。様々な要因の蓄積により生まれた痕跡は、意を持ち始めシグナルを発生させる。そのシグナルを炎の痕跡である焼物に再編集した時に現れる、意のズレとその近似値を探る。

∨ 明るく・くっきり()
キバツバキ|KIBATSUBAKI
ミクストメディア、麻布、鉄、フェルト、油性インク 
90×90×5cm(2点)、60×60×5cm(4点)
2022
身の回りでの外的要因を表現する方法、技法を模索する。今回は、意図的、偶発的に記憶しているイメージを切り取りパッチワークにしたものを制作。自宅から研究室のある吉祥寺までの外的要因を展示しています。

自由飛行
たかはしけいこ|TAKAHASHI Keiko
シルクスクリーン
サイズ可変
2022
夜空に浮かぶ星たちは、それぞれが独立した小さな点である。あの星とこの星を、線で繋いでみる、あるいは、囲んでみる。すると、独立していた小さな点たちは、互いに響きあい、見えてこなかった景色が夜空に浮かび上がる。新しい宇宙の物語が、動き始める。
この実験は、ブルーノ・ムナーリのデザイン教本『空想旅行』阿部雅世訳(2018)の問いかけに対するアプローチである。

おるか
塩見 瑠璃子|SHIOMI Ruriko
カッティングシート
250×210cm
2022
シャチは冬服を着れませんが、イラストレーションの中においては自由です。
実物大に出力することによって、虚構を現実に近づけたときのギャップを楽しむ実験。

at / experiments away from the sea
荻野 楓子|OGINO Fuko
印画紙、本
75×80cm (2点)
2022

疾走 / 赤い壁 / 共鳴
所 彰宏|TOKORO Akihiro
モノタイプ
67.3×88.4cm(3点)
2022
記録写真をもとに描いた絵を版表現を用いて画面に定着し、「今」の感覚で再構成することで、時間感覚や記憶の不確実性を含んだイメージの創出を試みている。

touch#1 / touch#2 / touch#3 / touch#4 / touch#5 / touch#6
松塚 実佳|MATSUZUKA Mika
水彩絵具、キャンバス、スクリーンプリント
35.6×43.2×2cm(6点)
2022
目にしたもの感じたこと、個々の認識とその齟齬。

Nothing really blue / 野良猫との距離感 / からす天国 / わすれもの
平川 いつか|HIRAKAWA Itsuka
シルクスクリーン
28×21.5cm / 37×28cm / 38×45.5×1.7cm / 20×20×2cm
2020-2022
日記をもとに作品をつくる、という過程がいつの間にか出来上がっていた。日常というのは大抵かなしいことで出来ていると思う。
うれしいこともそれなりにあるのだけれど、こちらの方が割合が少ない気がする。

atsumeta vol.2
みやでらあやみ|MIYADERA Ayami
リトグラフ
サイズ可変
2022
立体である郷土玩具を平面作品にすることでアルバムに綴じてコレクションしているような感覚で制作した。

Atlas of brown bear
新井 湧|ARAI Yu
ジェッソ、油性マーカー
72.7×91.0×3cm
2022
北海道の大地で多様な生き物を観察し、書籍や博物館で得た知見を基に頂点捕食者であるヒグマへと至る食物連鎖を表現しました。
ミクロはマクロを構成し、マクロはミクロを内包するーたった一つの細胞から始まり、やがて巨大なヒグマへと至るまでに現れる集合体の不思議なビジュアルと多様な生き物が織り成す食物連鎖の面白さを感じていただければと思います。

Eeyo
竹下 早紀|TAKESHITA Saki
バルサ材

2022
バルサ材を染色・乾燥させた後、熱加工によって色を変化させる。
人為的に操作できない色の変容は、自然物特有の姿を残す。
緑色がピンク色に、青色が赤色に、不思議な色の変化を遂げる。

石斧をモチーフにした石斧の彫刻
山本 麻璃絵|YAMAMOTO Marie
樟、黒御影石、白御影石、大理石
サイズ可変
2022
石斧には国境がなく言語もない。美術という単語どころか言語すらない頃も、石を割り出し木を彫る時、石と木が組み上がった時、つくる行為の高揚感や闘争心、情動や快味を感じていたのではなかろうか。現代で彫刻をつくる私達は多様な価値観が存在する現代人よりも、大昔の石斧を作っていた人との方が話が通じるかもしれない。 (現時点ここではめちゃくちゃ言語を使ってはいるが)彫刻の制作がどこまで言語を越えられるかを試みる。
[共同制作者・姫野亜也]

Fix(ごめん)
迫 竜樹|SAKO Tatsuki
ミクストメディア
100×200×20cm
2022
 

차곡차곡(Chagok_Chagok)
パク ビョンイク|PARK Byungik
ソルダリング、銅
サイズ可変
2022
“차곡차곡”は、何かをきちんきちんと積み上げる様子を表す言葉。規則的だったり、不規則的だったり、”차곡차곡”積み上がって、現れる造形の可能性を探求。

かはたれどき
浅沼 恵美|ASANUMA Megumi
アニメーション、合成樹脂、銅線 ほか
6分32秒 / 130×20×20cm
2022
「自然物と人工物」「立体と平面」「アナログとデジタル」対照的存在の掛け合わせによる実験。
透過率の高い素材を用いた投影媒体(ディップアート)へアニメーションを投影、呼吸と光合成を表現。

Rapid Eye Movement
伊藤 安鐘|ITO Akane
インクジェットプリント、映像
200×300cm
2022
目を閉じて頭の後ろっ側の景色を見て。後頭葉の瞼が開くのを感じて。

Generation
大井 直人|OI Naoto
アクリル板、アルミフレーム、電子部品・デバイス、UVレジン
180×36×36cm
2022
鍾乳洞内に見られる「石筍」とその成長過程を参考に、紫外線を浴びると硬化する樹脂を滴下して自動的に立体物を生成する装置を制作、さらに人の動き(=鑑賞されていること)を感知したときにのみ動作するようなシステムを組み込んだ。
本来は暗闇の中で人知れず起こっているであろう現象を観測の下でのみ再現する仕組みをつくり、世界が構築されていく様相をあらわにすることを試みた。

中心の求め方
岡野 紗咲|OKANO Saemi
映像、プロジェクター、MDF
200×300×100cm
2022
知っていることに安心を覚えてはならない
正しいからと思考を委ねてはならない
自分の解き方を諦めてはならない

LAUNDRY
若林 穂乃香|WAKABAYASHI Honoka
アクリル板、液晶ディスプレイ、MDF ほか
サイズ可変
2022

Random access memory.
関根 亮|SEKINE Ryo
合板、布
サイズ可変
2022
眼前に拡がる光景を映像として捉え、媒体による印象の変換を試みるために手法と支持体を検討。
異なる素材を組み合わせ、壁面に提示することで、映像の特性を再考します。

国分寺南町の家
大関 龍一|OZEKI Ryuichi
図面、模型
20×45×45cm
2022
国分寺の料理人のために設計した「かざぐるま」のような住宅の設計。
敷地は多摩丘陵や富士山が見える、国分寺崖線上の住宅街にある。

筑紫野の納骨堂
棚橋 玄|TANAHASHI Gen
図面、模型
20×40×60cm / 40×90×60cm / 40×40×40cm
2022

qyusio planitia
湯浅 美丹|YUASA Mini
3DCG、インクジェットプリント、レジン ほか
51.5×72.8cm (5点) / 12×4×8cm / 10×3×12cm / 10×7×7cm / 5×6×8cm / 4.5×4.5×12cm
2022
子供の頃に出会ったような気がする生き物たち。私は疲れたとき彼らに会いに行く。私は彼らと旅をしたり遊んだり眺めたりしていたい。

「あそび」を構成する環境の分析──幼児期から思春期における、遊びに係わるエピソード記憶の記述の分析
白鳥 佐和|SHIRATORI Sawa
インフォグラフィック、論文
サイズ可変
2022
1980年代〜2000年代に相当する、幼児期から思春期における遊びに係わるエピソード記憶の記述を分析、分解し、「あそび」が成立する環境条件を紐解いていくことが本調査のねらいである。分析の対象となるのは視覚伝達デザイン学科3年次の授業課題として約30年ほど継続して実践されている「遊びの地図」。遊びが「あそび」として成立する環境を知ることで「あそび」そのものの実態に迫る、段階的な調査の一つである。

@しらいちゅ
田中 佑季|TANAKA Yuuki
写真
160×100×70cm
2022
しらいちゅへ
ぽかぽかとあたたかい、ひだまりのようで、陽の光が沈むように夜にはいなくなっていたあなた。今は明るくあたたかい世界に私とあなた、ふたりだけ。あなたがいるから私がいて、私がいるからあなたがいる。終わるときも一緒だよ。 ゆうきちゃんより

@ゆうきちゃん
白井 伶奈|SHIRAI Rena
写真
100×100×100cm
2022
ゆうきちゃんへ
あの頃のあなたは、透きとおっていて、霞のようで、決してその手を掴ませてはくれなかったよね。でも、今はいつも隣に、たしかに、あなたが存在している。呼吸を感じる。身近な存在となって、生々しい人間として、ここにいる。この関係性は、きっと永遠には続かない。しらいちゅより

ハレとケのあるところ
三ツ井 岳|MITSUI Gaku
ミクストメディア
サイズ可変
2022
気にも留めないこと
憶えておきたいこと
忘れていくこと

それにともなう気配

ある感情を思い起こすために

lost
宇都宮 麻香|UTSUNOMIYA Asaka
インスタレーション、木、針金
サイズ可変
2022
わたしたちはいつまで自己をどこかへ置いて無力感のまま誰かの営みを続けていくのだろうか。

チラシ / 無題
小野田 藍|ONODA Ai
コピー用紙、水性顔料ペン、油性染料ペン / 模造紙、水性顔料ペン
サイズ可変 / 109.1×157.6cm
2018 / 2022
「チラシ」は2018年から制作している作品です。この作品は最近まで「まるとしかく」というタイトルでした。

へいへいぼんぼん
小山 さくら|KOYAMA Sakura
イラストレーション、鉛筆、色鉛筆、水彩絵具、紙
14.8×10cm ほか数点
2022
平々凡々。漢字ではこう書きます。すぐれた特徴もない、いたってふつうということです。ふつうとは何でしょうか。ある人にとっては、それは特別なことかもしれません。わたしにとっての「へいへいぼんぼん」が誰かにとってのたのしみとなりますように。

ParkingArea
増山 透|MASUYAMA Toru
実写映像、3DCG
6分
2022
実写映像と3DCGを用いて、6分ほどの映像作品を制作しました。この作品をご覧いただいている間は、少しでも現実世界の喧騒を忘れて、映像の世界へ浸っていただけると幸いです。

青なじむ部屋
多持 大輔|TAMOCHI Daisuke
実写映画、HD、カラー
15分
2022
社会人の青柳由水(25)は、配達された荷物を未開封のまま玄関に溜め込んでいる。ある日、家に帰ると見ず知らずのおじさん・橙山こやし(60)が荷物を開け、勝手にみかんを食べてくつろいでいた。

纏まった太いお湯 / やや暴れたお湯
大野 陽生|OHNO Haruki
FRP、ウレタン樹脂、ポリエステルパテ、ラッカーパテ、ラッカー塗料
32×90×90cm / 110×32×32cm
2022

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