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2023年9月23日(土)

生誕100年 大辻清司 眼差しのその先 フォトアーカイブの新たな視座


トーク+コンサート
「『クロス・トーク/インターメディア』の電子音楽」

美術館 終了

1970年の日本万国博覧会(大阪万博)を一年後に控え、東京・国立代々木競技場第二体育館では三夜にわたるメディア・イベント「クロス・トーク/インターメディア」が開催されました。このイベントでは当時の日米における最新の現代音楽を中心に、映像/舞踊/照明/美術などとの大規模なコラボレーションが実現しています。
「クロス・トーク/インターメディア」は、大辻清司も参加していた前衛芸術集団「実験工房」のリユニオン的な側面もあり、秋山邦晴/今井直次/武満徹/湯浅譲二/山口勝弘らが参加していました。大辻清司は写真家としてリハーサルの模様を撮影しており、その写真は本展「生誕100年 大辻清司 眼差しのその先 フォトアーカイブの新たな視座」で展示します。
トークでは「クロス・トーク/インターメディア」というイベントの概要について川崎弘二氏による解説、そしてコンサートでは「クロス・トーク/インターメディア」において上演された、一柳慧/武満徹/松平頼暁/湯浅譲二の電子音楽を、檜垣智也氏の演奏によるアクースモニウム(多数のスピーカーによるオーケストラ)によって紹介します。

画像:©Studio LASP

会期
2023年9月23日(土)
時間
トーク:13:00 - 14:00 コンサート:14:30 - 15:30 (12:30開場)
会場

武蔵野美術大学 美術館ホール

出演者

アクースモニウム演奏:檜垣智也(作曲家、東海大学准教授)
解説:川崎弘二(電子音楽研究)

参加方法

入場無料/定員先着96名/直接会場へお越しください。
※コンサート開演後の入室はできませんのでご了承ください。

主催

武蔵野美術大学 美術館・図書館

お問い合わせ

お問い合わせフォームからお送りいただくか、下記までお問い合わせください。

武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:m-l@musabi.ac.jp

出演者略歴
檜垣智也 Tomonari HIGAKI
作曲、アクースモニウム演奏
愛知県立芸術大学大学院修了。博士(芸術工学、九州大学)。世界中のアクースモニウムを演奏しながら、創作・研究・教育活動を行っている。ハーバード大学、ケルン大学、Futura音楽祭等で招待公演。フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループ、回路の詩神、高橋アキ等から作品の委嘱をうける。engine booksとMotusから3枚のソロCDをリリース。第5回国際リュック・フェラーリ・コンクール最高賞(2003)、第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2014)、大阪文化祭奨励賞(2021)等受賞、入選多数。東海大学准教授、大阪芸術大学客員教授。

川崎弘二 Koji KAWASAKI
電子音楽研究
1970年大阪生まれ。2006年に「日本の電子音楽」、2009年に同書の増補改訂版(以上 愛育社)、2011年に「黛敏郎の電子音楽」、2012年に「篠原眞の電子音楽」、2013年に「日本の電子音楽 続 インタビュー編」(以上 engine books)を上梓。2014年にNHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編」に小沼純一、三輪眞弘と出演。2017年に芦屋市立美術博物館にて開催の「小杉武久 音楽のピクニック」展に企画協力、図録編集にて参加。2018年「武満徹の電子音楽」(アルテスパブリッシング)、2020年に「日本の電子音楽 続々」、2021年に「ストーン・ミュージック」(以上 engine books)、2023年に松井茂と「坂本龍一のメディア・パフォーマンス」(フィルムアート社)を上梓。

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