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2024年5月13日(月)-6月15日(土)

本学学生・教職員限定公開

2024年度美術館休館中特別企画シリーズ ムサビ版「驚異の部屋(ヴンダーカマー)―眠らない獅子計画

vol.1 侵犯、越境、超越するゲーテの手

ーさかぎしよしおう、関根直子、徳丸鏡子、留守玲

美術館 開催中

本学学生・教職員限定公開

武蔵野美術⼤学美術館は、2011年のリニューアルオープンから13年余りを経て、2024年5⽉から2025年夏頃までの間、空調改修⼯事のため、一部の展覧会開催期間を除いて休館する予定です。
休館中、美術館・図書館・民俗資料室の3セクションによる5本の展覧会を、学生・教職員限定で、図書館展⽰室を中心に開催いたします。
vol.1である本展覧会は、当館館長新見隆による企画です。
※掲載した作品は参考画像です。本展覧会の出品作品とは異なる場合があります。

会期
2024年5月13日(月)-6月15日(土)

本学学生・教職員限定公開

時間
10:00-17:00
休館日

日曜日

入館料

無料(学生・教職員限定)

会場

武蔵野美術大学 図書館展示室、大階段ほか

主催

武蔵野美術大学 美術館・図書館

企画     新見隆(武蔵野美術大学 造形学部教養文化・学芸員課程研究室教授、当館館長)

お問い合わせ

お問い合わせフォームからお送りいただくか、下記までお問い合わせください。

武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:m-l@musabi.ac.jp

現代の美意識、ユーラシアの文化、私どもモンゴロイド造形の伝統は、「魂の表面」だ。
「モノ」の表面、その表れや空気への憧(あこが)れ、振動と揺らぎへの凝視、そして、それらの徹底した、精神化である。表面こそは、自然と肉体が輪廻転生した姿、「魂の面(おもて)」なのである。それは表層的な、現代アートとか工芸とか、デザインとかの、ジャンル区分にかかわらない。
造形にかかわる皆さん美大生も知るように、それは、私ども肉体の手=アルス(アートのラテン語で技=ワザ、技術の原点)の延長でもあるが、また、今日ただいま迷走する社会を正すような、かの十八世紀ドイツ・ロマン派の詩人ゲーテの『ファウスト』で、魔王メフィストフェレスが、俗世間を見下ろし哄笑しながら、夢見た手でもあるのでは無いだろうか。
芸術だけが、社会を救うのである。
不敵な笑いで、巨大で見えない「宇宙芸術霊」を贈り物する、さかぎしよしおう。重層する煌(きら)びやかな黒、深い空間で未曾有(みぞう)の「深淵」(詩篇『デ・プロファンデス』)を出現させる関根直子。工芸の本義たる「生への言祝(ことほ)ぎ」を歌いながら、柔らかに咲く楽園に招く、徳丸鏡子。そして、鉄粒の溶接で、未生で未見の瞠目すべき、白亜紀の怪物を産みつづける留守玲。
これらを見ずして、未来の造形を担(にな)う、美大生の価値、果たして有りや無しや?と私は心の底から、今、問う者である。

(武蔵野美術大学 美術館・図書館長 新見隆)

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