Museum

美術館

展覧会・イベント

2009年1月7日(水)-1月17日(土)

武蔵野美術大学助手企画

リニューアル展

美術館 終了

会期
2009年1月7日(水)-1月17日(土)
時間
10時00分-18時00分 [土曜日は17時00分まで]
休館日

日曜日・祝日

入館料

無料

会場

武蔵野美術大学美術資料図書館全館

主催

武蔵野美術大学美術資料図書館

企画:
武蔵野美術大学助手

お問い合わせ

お問い合わせフォームからお送りいただくか、下記までお問い合わせください。

武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:m-l@musabi.ac.jp

助手企画 「リニューアル展」を開催いたします。本展は、本学の各研究室に所属し教育・研究の一翼を担い、日々、意欲的に製作に取り組んでいる助手諸君44名による研究発表展です。造形メディアの多様性と新しい世代の可能性を表現した美術、デザイン全般にわたる作品を紹介いたします。
本学における助手諸君は、教員とともに指導的役割を担うなかで日々学生たちと向き合い、制作や学習の先導役を務めながら研究室の運営業務も兼ねています。多忙な毎日を過ごす彼らは、必ずしも自らの制作、研究に専念できる恵まれた環境にあるわけではありませんが、美術大学という表現の現場から受ける刺激を、自身の制作の原動力へと繋げています。教育現場の最前線から生み出される彼らの作品は、それぞれが築き上げてきた制作、研究の成果であると同時に、本学で展開されている造形教育の表象とも言えます。
1975年にスタートした「助手展」は、当館の企画展のなかでも長い歴史を持ち、その都度、助手諸君によって様々な試みで企画が実現してきました。 2010年に予定されている美術資料図書館のリニューアル計画に先立って、本展では、美術館スペースだけでなく図書館スペースや通路の壁面までを含めた全館の「場所性」を、44名の助手諸君が作家としての独自の視点で読み解き、<展示行為>によって当館を<リニューアル>するというコンセプトを掲げました。この試みは、多領域にわたる彼らの表現に展覧会としての統一感を与えるための仕掛けであり、展示における<もの>と<場所>との関係性を多面的に捉えなおす機会ともなっています。
造形教育における新しい世代の可能性と創造力に満ちた助手諸君の多様な表現をご覧いただき、美術資料図書館が<リニューアル>された場を感じとっていただければ幸いです。
2009年1月
武蔵野美術大学美術資料図書館館長 神野 善治

「全館リニューアル!!」
絵画を展示する時にキャンバスを掛ける壁が必要なように、展示される「もの」と展示する「場所」は切り離して考えることができない関係にあります。ある絵画にとってどんな壁が相応しいのか、場所性を理解することは、展示される「もの」の必然性を高めるために不可欠な作業だと言えます。また、「もの」を展示するという行為は「場所」に備わる機能を少なからず変化させます。人の動線を動かし、建物の見え方を変え、その「場所」に抱いていたイメージに影響を与えます。
展示が内包するこれらの性質を「リニューアル」という言葉で捉え、本展のテーマとしてタイトルに掲げました。武蔵野美術大学の各研究室に所属する助手44名が、それぞれの領域からの視点でこのテーマに臨みます。美術、デザイン全般にわたる様々な表現によって変化した「場所」が創造的な展示空間として機能することを期待します。美術資料図書館が多様に「リニューアル」される姿をご覧下さい。
助手代表 高橋 奈保子

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