
2025年7月3日(木)-8月3日(日)
2024年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展
美術館 これから開催
武蔵野美術大学 美術館・図書館では、約1年間の改修工事を経て、今年度最初の展覧会として「2024年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」を開催します。
武蔵野美術大学では、学部卒業制作および大学院修了制作において、特に優れた作品や研究成果を発表した学生に対し「優秀賞」が贈られます。優秀作品展は前年度の約100名の受賞者の作品や研究成果を学科やコースを越えて一堂に展示する、1967年の当館開館以来続く展覧会です。
学生たちが在学期間中に取り組んできた制作・研究の集大成はいずれも秀作揃いであり、本学で実践される美術教育のいまが映し出されています。美術とデザインをめぐる、新たな世代の活力に満ちた作品を総覧することで、これからの表現の可能性を感じていただけますと幸いです。
- 会期
- 2025年7月3日(木)-8月3日(日)
- 時間
- 11:00 - 19:00(土・日曜日、祝日は10:00 - 17:00)
- 休館日
水曜日
- 入館料
無料
- 会場
美術館全館
- 共催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
■美術館全体を使った展示
建築家・芦原義信(1918–2003)の設計により1967年に竣工し、藤本壮介(1971–)が2011年に改修を手がけた美術館棟全体のユニークな空間を活かして多種多様な作品を展示します。吹き抜けの開放的なアトリウムや大小5つの展示室、上映設備を備えた美術館ホールのほか、建物の外壁や図書館棟との連結部分であるテラスなど、普段展示ではあまり使われないスペースにまで作品を展開します。
■総勢113名による多彩な表現
本学大学院修士課程(2科2専攻12コース)および学部(2学部12学科)の2024年度優秀賞受賞者113名による作品を展示します。卒業・修了制作展では鷹の台キャンパスと市ヶ谷キャンパス、通学課程と通信教育課程に分かれて発表された作品を、同時にご覧いただける機会です。
絵画や彫刻、デザイン、工芸などの作品展示に加え、パフォーマンスやショー形式の作品は記録映像とともに紹介します。さらには実写映画やアニメーションなどの上映作品、プレゼンテーションや研究論文など、展示作品の表現形式は多岐に渡ります。
また、優秀賞受賞者には卒業・修了後に第一線で活躍する作家やデザイナーも数多く、展示作品はいわば今後の活動の萌芽とも言えます。彼らの新鮮な視点と柔軟なアイデアにご注目ください。
■出品者による解説と教員による選評
各作品のキャプションには鑑賞のガイドとして出品者本人による解説・コメントと、担当教員による作品選評を記載しています。
会場風景 |
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撮影:稲口俊太 |
これまでの「優秀賞」受賞作品とその解説・選評をご覧いただくことができます。