1997年9月16日(火)-10月11日(土)
武蔵野美術大学教授退任記念
加藤昭男彫刻展
美術館 終了
- 会期
- 1997年9月16日(火)-10月11日(土)
- 時間
- 9:00‐17:00
- 休館日
日曜日、祝日
- 入館料
無料
- 会場
武蔵野美術大学美術資料図書館 1階展示室
- 主催
武蔵野美術大学美術資料図書館
加藤昭男教授(1927:昭和2年~)の1955(昭和30)年から1997(平成9)年までの彫刻作品30点で構成。作品は、学校法人文理佐藤学園蔵、ほか個人蔵から借用を受けた。菊池一雄氏に師事後、東京芸術大学彫刻専攻科の副手となってから新制作協会展で新作家賞を受賞した「TORSE」などの初期の石膏作品から、新制作協会会員として発表したテラコッタやブロンズ、各地の公園に設置されているモニュメント作品などを通じ、教授の「自然と人間の物語を彫刻に」という創作にかける姿勢の一端を伺うことができる展示であった。彫刻家土谷武氏の巻頭文(現代彫刻センター発行より転載)、図版51点、年譜、文献目録などを載せた64頁の図録が刊行された。会期後には教授より、「月に飛ぶ」(1974年)、「ツタンカーメンのえんどう豆」(1996年)の作品2点を受贈した。