2019年6月7日(金)-6月8日(土)
10:20ー17:30(予定)
清水多嘉示資料展 -石膏原型の全てと戦後資料(第Ⅲ期)
国際カンファレンス:東アジアにおけるブールデル・インパクト
美術館 終了
日本国内をはじめ、フランス、韓国、中国の研究者が参加し、本展をテーマにした国際カンファレンスを開催します。
画像:[ブールデルの教室(前列のモデル横に清水多嘉示、その後ろが佐藤朝山、その斜め後ろにブールデル、右端にジャコメッティー)] 1924年頃
- 会期
- 2019年6月7日(金)-6月8日(土)
10:20ー17:30(予定)
- 会場
武蔵野美術大学美術館ホール
- 参加方法
入場無料/先着順(予約不要)/会場受付にお越しください
- 定員
100名
- 主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
「国際カンファレンス:東アジアにおけるブールデル・インパクト」企画委員会- 助成
公益財団法人ポーラ美術振興財団、公益財団法人野村財団
お問い合わせ
武蔵野美術大学 彫刻研究室
電話:042-342-6055
清水多嘉示の彫刻における〈人体〉とは何か。国外の研究者とともに、彼が学んだブールデルに遡ってこれを検証し、東アジアへのブールデルの影響を議論します。
プログラム(予定)
※タイトルは変更になる可能性があります。
6月7日(金)
10:00~ 受付開始
第1部:導入 進行:冨井大裕
10:20~
挨拶:赤塚祐二(武蔵野美術大学美術館・図書館館長)
挨拶:許 卿會(権鎮圭紀年事業会 会長)
①黒川弘毅(武蔵野美術大学教授):趣旨説明、清水多嘉示の美術教育/「真のリアリズムを勉強すること」
②朴 亨國(武蔵野美術大学教授):帝国美術学校の専門的美術教育と東アジア留学生
③弘中智子(板橋区立美術館学芸員):清水多嘉示と帝国美術学校におけるアヴァンギャルド
第2部:基調講演:ブールデルの学校-グラン・ショーミエール 進行:田中正之
13:30~14:30
①アメリー・シミエ(パリ・ブールデル美術館館長):「私たちは教育の全ての型を破らなければなりません」ブールデルの学校——ブールデルは生徒たちに何を教えたか?
14:35~15:15
②井上由理(八ヶ岳美術館特別研究員):ブールデルに師事した日本人
第3部:東アジアにおけるブールデル・インパクト 進行:田中正之
15:30~
①田中修二(大分大学教授):日本へのブールデル・インパクト
②金 伊順(ソウル・弘益大学校教授):韓国へのブールデル・インパクト——具象彫刻のもう一つの道:韓国現代美術におけるブールデルの影響
③曹 庆晖(北京・中央美術学院教授):中国へのブールデル・インパクト——中国留学生とフランス彫刻家ブールデル
6月8日(土)
10:00~ 受付開始
第4部:近代東アジア美術における人体表現 進行:高島直之
10:20~
①魏 莱(武蔵野美術大学博士課程):想像的身体:エコール・ド・パリの中国人画家、常玉の作品におけるハイブリッドな裸体像
②林 碩奎(ソウル・韓国仏教文化財研究所研究室長):権鎮圭の乾漆彫刻と仏像彫刻
③藤井 明(小平市平櫛田中彫刻美術館 学芸員):前近代日本の立体造形における身体表現
第5部:パネル・ディスカッション 進行:黒川弘毅
13:30~14:30
①東アジアの近代彫刻における人体表現とブールデル
ファシリテーター:朴 亨國
パネリスト:高橋幸次(武蔵野美術大学講師)、増渕鏡子(福島県立美術館学芸員)、林 碩奎、魏 莱、藤井 明
14:40~15:40
②「今、“ブールデル/彫刻”とは何か」
ファシリテーター:アズビー・ブラウン(武蔵野美術大学講師)
パネリスト:岡﨑乾二郎(武蔵野美術大学客員教授)、塚崎美歩(八ヶ岳美術館学芸員)、アメリー・シミエ、曹 庆晖、金 伊順
15:50~
③全体討議・質疑応答
ファシリテーター:黒川弘毅