2023年12月4日(月)-12月23日(土)
助教・助手展2023 武蔵野美術大学助教・助手研究発表
美術館 終了
研究室の一員である助教・助手は、本学の教育の一端を担う一方で、作家、デザイナーなど幅広い領域で活動を展開する。彼らの多彩な表現が一堂に会する本展は、企画運営も助教・助手自身が携わり、各専門分野を生かしながら特色ある展覧会を作り上げる。
画像:「助教・助手展2022 武蔵野美術大学助教・助手研究発表」展示風景 2022年 撮影:いしかわみちこ
プレスリリース(PDF)
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- 会期
- 2023年12月4日(月)-12月23日(土)
- 時間
- 11:00 - 19:00(土・日曜日は10:00 - 17:00)
- 休館日
水曜日
- 入館料
無料
- 会場
展示室2・4・5・6、アトリウム1・2
- 主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
概要
助教・助手は、武蔵野美術大学各研究室で学生の専門教育をサポートしながら、自らの造形を究める大学の重要スタッフです。本展は、助教・助手という立場でつながり、各々違う表現領域で活躍する作家・研究者が集い、企画・運営されています。創作活動を牽引する本学の若き俊英たち、助教・助手66名による新たな試みをご観覧ください。
本展の見どころ
日々、造形教育の現場に身を置きながら、自らも制作に取り組み続けた成果は、美術・デザインの枠にとらわれず多岐にわたります。広報物や展示空間といったそれぞれが表現の一環を形づくるのも本展の特色です。
参加作家(予定)
秋葉麻由子、伊賀さな、石川夏帆、伊藤安鐘、伊藤乃愛、内堀麻美、宇都宮麻香、大井直人、大関龍一、とりもちうずら、岡野 紗咲、越智七海、小野田藍、風間南楓、河城ふみ、川名晴郎、北島未来、キンマキ、郡祐太郎、古西穂波、小山さくら、齋藤将太、迫竜樹、佐々木玲美、佐藤花、佐藤美樹、塩川恵、志田真菜実、柴田光、白井伶奈、砂田紗彩、関根亮、竹下早紀、田村啓悟、多持大輔、椿原崇匡、寺内大登、寺元詩織、所彰宏、永井天陽、永長愛美、中山佳保子、夏目菜々子、難波梨乃、二文字りの、パクビョンイク、林深音、半田奈々子、深田桃子、細井えみか、前野東子、松河直美、松本聖典、宮入惇、宮城島万莉子、宮寺彩美、矢萩理久、山田百香、山本麻璃絵、湯浅美丹、若狭風花、若林穂乃香(五十音順)
*木村幸伸、白鳥佐和、関根萌夏、和久智穂(運営委員として参加)
参加作家略歴(抜粋)
風間南楓
1997年山梨県生まれ。2019年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。現在、本学空間演出デザイン学科助手。主な活動歴に、2018年「銀座英國屋ウィンドウディスプレイデザイン」銀座英國屋 銀座本店(東京)〈2019年銀座ディスプレイコンテスト銀座タウン賞・銀賞〉など。
在学中より課題制作の傍らエレキギター制作を始める。ファッションやアートディレクションの観点から従来の楽器のデザインを再構成し、経験に関わらず手に取りたくなるような楽器デザインを探求している。
キンマキ
1995年三重県生まれ。2020年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了。現在、本学油絵学科助教。主な活動歴に、2020年「アートアワードトーキョー丸の内2020」行幸地下ギャラリー(東京) 〈入選〉、2021年「群馬青年ビエンナーレ2021」、群馬県立近代美術館(群馬)〈入選〉、「rib」WALLA(東京)、2022年「芸術激流」多摩川(御岳園-軍畑大橋)・国立奥多摩美術館(東京)、「飄セージ」Art Center Ongoing(東京)、個展「message」Open Letter (東京)、「飄」OGU MAG + (東京)、2023年個展「plaster」ArtCenterOngoing (東京)、「Knuckleball」Gallery Chosun(韓国)など。
夏目菜々子
1998年愛知県生まれ。2019年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業。現在、本学工芸工業デザイン学科助手。主な活動歴に、2020年「ゆらめき いろめき きらめき」Galerie Famme Fatale(東京)、2021年「ゆれるもの、ふれるもの」BBB Koenji(東京)など。
おだやかさ・やわらかさをテーマに、織りや編みの技法を用いて、作品を制作している。自ら糸を染めて、糸による並置混色についても研究中。
山本麻璃絵
1988年東京都生まれ。2012年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。現在、本学クリエイティブイノベーション学科研究室助教。主な活動歴に、2017年「あなたが感じていることと、わたしが感じていることは、ちがうかもしれない」はじまりの美術館(福島)、2018年「wood shot」キヤノンデジタルハウス銀座(東京)、2019年「あそぶ木のアート展」浜田市世界こども美術館(島根)、「HOMMAGE」Sansiao Gallery(東京)、2020年「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2020」岐阜県美術館(岐阜)〈大賞〉、2021年「石斧をモチーフにした石斧の彫刻」MDP GALLERY(東京)、2022年「KONSHIN-TEN vol.4」gallery UG Bakurocho(東京)など。
若林穂乃香
1997年埼玉県生まれ。2019年武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。現在、本学映像学科研究室助手。主な活動歴に、2020年「PLUS ART MARKET」ゲストハウス掬水(静岡)、「Graphic Art exhibition 〜クリエイティブ表現の現在〜」RECTO VERSO GALLERY(東京)、2022年「ささやかな膜」(東京)など。
見どころ
出品作品
撮影:いしかわみちこ