2024年7月1日(月)-8月10日(土)
2024年度美術館休館中特別企画シリーズ ムサビ版「驚異の部屋 」―眠らない獅子計画
vol.2 回復・再生・記憶から
ー石巻市博物館・連携展示ー
美術館 終了
本学学生・教職員限定公開
武蔵野美術⼤学美術館は、2011年のリニューアルオープンから13年余りを経て、2024年5⽉から2025年夏頃までの間、空調改修⼯事のため、一部の展覧会開催期間を除いて休館する予定です。
休館中、美術館・図書館・民俗資料室の3セクションによる5本の展覧会を、学生・教職員限定で、図書館展⽰室を中心に開催いたします。
vol.2の本展覧会は、当館副館長加藤幸治が企画・監修し、石巻市博物館の連携協力により実現しました。
- 会期
- 2024年7月1日(月)-8月10日(土)
- 時間
- 10:00-17:00
- 休館日
日曜日
- 入館料
無料(学生・教職員限定)
- 会場
武蔵野美術大学 図書館展示室、大階段ほか
- 主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
企画監修 加藤幸治(武蔵野美術大学 造形学部教養文化・学芸員課程研究室教授、当館副館長)
連携協力 石巻市博物館
回復・再生・記憶から
コレクションは、人のライフスパンを超えた時間を生きていく。自然の素材からかたちが見出され、制作の過程で名付けられたものが、作り手を離れたところで展示され、人々の心を動かす。自然災害によって物理的な保存の危機に瀕した作品は、強い信念と高度な技術によって手当されるが、再び展示室へと復帰した時、そこには回復・再生・記憶をめぐる新たな問いが生じてくる。
この展示では、東日本大震災における「文化財レスキュー」で蘇った石巻市博物館の現代彫刻作品、舟越桂「ラムセスにまつわる記憶」と本学所蔵の民俗資料から、その問いに向き合ってみよう。
(武蔵野美術大学 美術館・図書館副館長 加藤幸治)