課外講座「映画『花筐/HANAGATAMI』を見る・大林宣彦に出会う ー未開の地平を切り開く/革新性を超えてー」(9月20日、24日開催)の応援企画として、イメージライブラリーによる上映会を開催します。
上映作品:『時をかける少女』(監督 大林宣彦、1983年公開)
日時:9月14日(金)16:30~ (開場 16:10、上映時間 104分)
場所:美術館ホール
参加方法:予約不要。直接会場までお越しください。
定員:先着100名
作品について
『時をかける少女』のタイトルは細田守監督のアニメーションでもよく知られています。
大林監督作品(1983年)は原田知世主演の実写映画で、細田監督作品(2006年)と同じく筒井康隆の同名小説を原作に製作されました。
この2作品は単なる実写版とアニメ版という関係ではなく、アニメ版は原作の出来事から約20年後が舞台になっており、時系列上も繋がりを持つ作品です。
細田守監督をはじめ、大林監督から影響を受けた映画監督は数多く、新海誠監督の作中でも大林監督作品を彷彿とさせるシーンがいくつも見られます。
自主制作時代からの長いキャリアの中で作られた作品は、映画界に大きな影響を与え続けています。
その中でも商業映画として大ヒットし、広く親しまれているのが『時をかける少女』です。
また本作は、近年では提供元である角川映画主催のイベントでしか上映されない作品でしたが、課外講座で大林監督をお招きすることを受け、特別に角川映画株式会社にご協力いただきました。
課外講座とあわせてとても貴重な機会となっていますのでぜひご来場ください。