伝統的な生活用具(民具)の「形態と機能」をたどるシリーズの3回目です。「蓋と身」「口と穴」に続き、今回は「枠(わく)」をとりあげます。「枠」には、糸を巻き、人や荷を支えるとともに、一定の空間をつくり出して、中のモノを護り、カタチを定め、意味を顕示するなど、多様な役割が課せられてきました。その形態と機能の関わりを確かめ、工夫の数々を具体的にたどって、あらためて「枠とは何か」を探ります。
日 時:2013年6月3日(月)~7月27日(土) 10:00〜17:00
日曜は閉室。(ただし、6月9日は開室)
入場料:無料
会 場:民俗資料室ギャラリー(13号館2階)