Museum &
Library
コレクション紹介
当館は美術館、図書館、博物館機能を合わせ持つ「知の複合施設」として、図書をはじめ美術作品やデザイン資料、貴重書、民俗資料、映像資料など多岐に渡る貴重なコレクションを有しています。また教育研究機能の充実を目的として、各分野ごとに所蔵品等のデータベース検索を整備するとともに、それらを横断的に検索できる統合検索システムも備えています。
統合検索
美術館・図書館の所蔵資料(美術、図書、映像、民俗)を横断的に検索
美術館の
コレクション
美術館では1967年の開館以来、4万点におよぶデザイン資料や美術作品を収集しています。約3万点のポスターコレクションは20世紀の国内外の優れたデザインのポスターを中心に、また約400点のモダンチェアコレクションは近代の名作椅子を中心に所蔵しています。
そのほかにも生活用品、玩具などのプロダクトデザインや版画ややきもの、本学歴代の教員の作品を中心とした絵画や彫刻、そして大辻清司写真コレクションなど多様な領域の作品を所蔵しています。
図書館の
コレクション
図書館は美術・デザイン・建築分野を中心としたコレクション構成となっており、和書・洋書合わせて約32万冊の図書と雑誌約5,000タイトルを所蔵しています。国内外の展覧会カタログ約5万冊、絵本約5,500冊、また歴史的・文化的な視点、デザイン的な視点から集めた研究資料「本の本」約1,000冊などを含む、学修や研究を進めていく上で有益な資料を提供しています。
また、20世紀アヴァンギャルド資料や、博物図譜資料、奈良絵本世草子をはじめとする和装本など、多くの貴重書も所蔵しており、それらを活かしたゼミや講義も活発に行われています。
民俗資料室の
コレクション
民俗資料室では、全国各地から収集した生活用具、陶磁器、竹細工、布、郷土玩具、凧、信仰資料などの特色あるコレクションを約9万点収蔵しています。これらは、主に民俗学者の故宮本常一教授を中心とした生活文化研究会により収集されました。その他、約1万8000点におよぶ日本観光文化研究所の寄贈資料や写真家の薗部澄氏により収集された郷土玩具のコレクションなどがあります。
日本文化の成り立ちと変遷、未来を見つめるための手がかりとしてだけでなく、美術やデザインなどの造形を学ぶための研究資料としても活用しています。
イメージライブラリーの
コレクション
イメージライブラリーでは造形・芸術教育の一環として、映画、ドキュメンタリー、アニメーション、実験映像をはじめとした映像資料(BD/DVD/VHS/LD/16mmフィルムなど)の収集を行っています。映画史、映像史を学ぶ上で欠かせない作品や、一般に視聴する機会の少ない芸術性の高い作品も含め約2万点を所蔵し、美術大学における貴重な教育資源となっています。
また、定期的な上映会の開催などによる、広範な造形活動への還元をめざしています。
中村とうよう
コレクション
中村とうようポピュラー音楽コレクション「地球が回る音」
故・中村とうよう氏が武蔵野美術大学に寄贈されたコレクションの中から、SPレコードをはじめとした音源、楽器、図書、雑誌、映像資料を検索できるデータベースです。学内からは音源の再生・解説PDFの閲覧も可能です。
現物の閲覧やデータベースの音源視聴については、調査研究および教育を目的とする場合について受け付けております。
ご希望の方はまでお問い合わせください。