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2019年7月2日(火)〜2019年7月7日(日)

小竹信節 退任記念公演『奴婢訓』

美術館 終了

寺山修司主宰の劇団「演劇実験室◉天井棧敷」における後期寺山作品すべての舞台美術を担当した小竹信節は、国内外の舞台美術を数多く手がけ、1997年に武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任教員に就任。人間同士がぶつかりあう大学もメディアのひとつとして、空間表現の可能性に挑戦し続けてきた。1978年アムステルダムでの初演以来、世界主要都市で上演されてきた『奴婢訓』を、本学退任記念公演として上演する。

画像:「奴婢訓」シアタートラム公演 2012年

会期
2019年7月2日(火)-2019年7月7日(日)
時間
[全日]受付開始18:00・開場18:30(予定)・開演19:00(予定)、上演時間:約2時間
※受付後に入館していただきます。
会場
武蔵野美術大学美術館
申し込み方法
※申込受付は終了いたしました
主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
協力
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科

上演     演劇実験室◉万有引力

料金
全自由(整理番号あり) ※会場の都合により、立見席となる場合があります。
前売|本学学生・教職員:500円/一般の方:2,000円
当日|本学学生・教職員:500円  ※一般の方の当日券はありません。
※当日券の有無については当館公式Twitter mau_m_l にて告知いたします。

申込方法   申込フォームよりお申し込みください。 ※申込受付は終了いたしました
       お一人様につき1公演のみ観劇が可能です。申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。
       詳細は「小竹信節 退任記念公演『奴婢訓』 観劇申込方法について」をご確認ください。

申込受付期間
2019年5月24日[金] 12:00〜6月3日[月] 12:00 ※申込受付は終了いたしました
結果通知日
2019年6月6日[木]
お申し込みの際にご記入いただいたメールアドレスへ順次、結果をご連絡いたします。

お問い合わせ

お問い合わせフォームからお送りいただくか、下記までお問い合わせください。

武蔵野美術大学 美術館・図書館
電話:042-342-6003
Eメール:ml_event@musabi.ac.jp

ダイナミックな機械じかけの装置による空間構成を特徴とする舞台美術家・造形作家の小竹信節[1950-] は、寺山修司[1935-1983] 作品の舞台美術をはじめ、前衛的な劇作家との協働や、国内外の展覧会での作品発表など、多種多様な場において、立体造形による創造的な空間の現出を試みてきました。また、1997 年より武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授を務め、次世代の舞台美術家、空間演出を担う作家の養成に尽力してきました。
 このたびの本学退任記念公演では、小竹の代表的な舞台美術表現のひとつである『奴婢訓( ぬひくん、1978 年)』( 原作:ジョナサン・スウィフト[Jonathan Swift,1667-1745]、作・演出:寺山修司) を、寺山修司が主宰した劇団「演劇実験室◉天井棧敷[1967-1983]」の音楽と共同演出を担当していたJ・A・シーザー[1948-] と天井棧敷の劇団員31 名によって結成された劇団「演劇実験室◉万有引力」が上演します。
 聖職者・詩人・作家のジョナサン・スウィフトによる、召使の処世訓を装った諷刺文書『Directions to Servants(1731 年)』を原作とする『奴婢訓』は、1978 年1 月、天井棧敷による公開ワークショップとして東京国際見本市会場(新館) で試演され、同年2 月、アムステルダムのミクリー劇場において、観客がホバークラフトに乗って劇場内を移動するという装置を用いて初演が行われます。その後も欧米の各都市を巡演し、初演から5 年間で32 都市119 公演を数える同劇団の代表作のひとつと言える作品であり、国内外から高い評価を得ています。寺山の死去による天井棧敷解散後は万有引力が上演を継続し、2016 年までに74 回の公演を記録しています。
 劇場としての機能を持たない美術館の全館を舞台空間に変容させるという本公演の試みは、街自体を劇場とする市街劇『ノック(1975 年)』における寺山修司の構想とも合致し、共同演出を担当したJ・A・シーザー率いる万有引力による上演と、形態の異なるさまざまな場を創造的な空間に作り変えてきた小竹による舞台美術表現は、『奴婢訓』の醍醐味を味わうまたとない機会となるでしょう。

見どころ

出品作家紹介

小竹信節(こたけ・のぶたか)
1950 年東京に生まれる。劇作家・歌人の寺山修司が主宰する劇団「演劇実験室◉天井棧敷」の美術監督を1975 年から83 年まで務め、『阿呆船(1976 年)』『奴婢訓(1978 年)』『レミング(1979 年)』『百年の孤独(1981 年)』などの舞台作品、『草迷宮(1978 年)』『上海異人娼館/ チャイナ・ドール(1980 年)』『さらば箱舟(1982年)』などの映画作品の美術・衣装を担当する。
寺山の死去による劇団解散後は、舞台美術家としてロベール・ルパージュ[Robert Lepage, 1957-]、ペーター・ストルマーレ[Peter Stormare, 1953-]、白井晃[1957-]および劇団「遊◉機械/ 全自動シアター[1983-2002]」、蜷川幸雄[1935-2016] らの舞台美術を手がけ、また、スパイラルホールの芸術監督就任時[1990-1991] には、『新機械劇場』『ムュンヒハウゼン男爵の大冒険』など、装置のみによる演劇作品を発表する。
小竹の創作活動は舞台美術だけにとどまらず、ダイナミックな機械じかけの装置による空間構成を特徴とする造形作家として、佐賀町エキジビット・スペースやポンピドゥー・センター(1987 年) での作品展示や店舗のディスプレイデザインなど幅広い活動を展開し、それらの多彩な表現は1980 年代以降、読売演劇大賞優秀スタッフ賞、ディスプレイデザイン賞優秀賞、ニューヨークADC 賞銀賞ほか多方面で評価を得ている。
1997 年より本学空間演出デザイン学科教授に着任し、後進の育成に力を注いでいる。

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