菊地智美
美術館・図書館
日本人の食文化に深く関わりのあるおこめ。おこめが作られる田んぼの上に移ろいゆく季節の変化はどれも綺麗で美しい。田植えの準備で水が張られた田んぼ、秋の収穫を祈ってマス目状にていねいに植えられた緑の苗、そして、一粒万倍穂に実らせ黄金の絨緞のような田んぼ。そんな四季の移り変わりとともに、米作りの物語を種まきから収穫まで通してみることのできる写真集である。これを見たら一粒のお米も愛おしく感じるだろう。
古賀祐馬
美術館・図書館
どこか懐かしいメロディ、神話、遺跡など、神秘に包まれた国アイルランド。本書はそんなケルトと日本を多面的に比較した、9名の研究者による論文集である。信仰、神話、妖怪(妖精)、装飾文様、文学などその考察範囲は広く、それぞれが非常に興味深い。大陸のほぼ東西両端という位置関係ながら、なぜ通じ合うものがあるのか。あの“懐かしさ”はどこから来るか?そのヒントが詰まっている。
制作者
Sender Freures Berlin, brilliant media GmbH/VIDEAL
制作年
1993年
杉浦幸子
芸術文化学科研究室
世界のオザワが約20年前にベルリンフィルの夏の野外コンサートを指揮した時のドキュメンタリー映像。チャイコフスキーなどロシアを代表する作曲家の音楽と映像にフルで五感が刺激されるのだが、私がいつも胸を打たれるのは、ベルリンフィルの人たち、小澤さん、そして会場を埋め尽くす老若男女が心から全身で楽しんでいる姿。楽しさから豊かな学びが生まれることを、いつも思い出させてくれる、私の貴重なカンフル剤である。