制作者
チャールズ・イームズ
制作年
1977年
宮島慎吾
基礎デザイン学科
日常の何気ないシーンから距離を離して行くことで宇宙に達し、又、近づくことで体内に入り原子核まで到達する。距離感について、サイズについて、宇宙について、地球について、そして人体及び物質について様々な視点をズーム手法によりシンプルに伝える存在、そしてCGの無い時代にこのような映像を制作した手法についても感銘を受ける。想像活動に携わる人にとっての発想や着眼や思考の位置を喚起してくれる作品である。
著者
Fritz Spannagel
出版者
Schaefer Th
出版年
1983年
長橋亮
共通絵画研究室
助手
木材の使い方から家具の内部構造や仕口がとても細かく図解してある。ドイツ語で書かれているが、図を見るだけで十分理解ができる。家具を作る学生は是非一度見てみてほしい。
上村卓大
彫刻学科研究室
助手
アメリカのマンガ評論家であり実作者でもあるスコット・マクラウドが書(描)いたマンガ論。マンガ論と題しているがこの本で扱われる題材は幅広く、古代美術からコンセプチュアル・アートまでを網羅するぐらいのトピックが、「見る」ことのメカニズム(マンガの表現論)を通じて一挙に描かれている。なおかつ、この本がすごいのは、そんな多岐にわたる問題を、一読するだけで分かった気にさせられてしまうところである。